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エレキギターに必要なザグリ加工 パーツ穴を解説! [Andromeda Galaxy]

このギターの製作記事一覧、目次はこちら!!



エレキギターに必要なザグリ加工 パーツ穴を解説!


こちらのページでは
エレキギターを作るうえで、必ず必要になるザグリ〔パーツ穴〕について解説しています!

前回の記事では
エレキギターの三種類のネックジョイント構造のうち
デタッチャブル(ボルトオン)に必要なネックポケットの加工をしました!!


そして今回は、外周の仕上げと平行して
エレキギターを構成するうえで必要になるパーツ穴の加工をどんどんしていきます!


このパーツ穴を一般的に ザグリ と呼んでいます!!





*フロイドローズのリセス加工*


まず今回使用したギターブリッジは フロイドローズです!!
リセス加工をしないものもありますが、一般的にはするので自分は必ずしています!

ブリッジの中で一番切削量が多いので、少々大変ですねww

で、ザグリを掘るんですが、原始的にノミとかで掘ることも可能です
しかし、何時間かかるかわからないバカみたいな作業になるので
普通はハンディルーターという機械を使いますね!







そして、ザグリを掘るには基本的にジグというものを使います!
これは型です!


刃の周りには2mm外側にガイドがついているので、あらかじめ作っておいたジグがあるとそれに沿って動かすだけでその形に綺麗に掘れます!

DSC_0656.JPG


ギターに両面テープで貼ってあるやつです!
ボディの外周などを作るときも、MDFという素材でジグを作ってルーターで削るときもあります!



そしてフロイドローズのアンカーが入るところは弦高を計算してその分落とし込みます!
後ろのアームアップのリセスはお好みです!

DSC_0657.JPG



フロイドローズやシンクロタイプのブリッジは裏もありますね!
スプリングハンガーを入れるザグリです!
これでやっとブリッジの取り付けができます!


DSC_0658.JPG





*ギターに必要なその他のザグリ*

あとは、エレキギターの電子パーツを収納するコントロールザグリです!
このギターはキルスイッチのみなので、トグルスイッチ用の型でやっちゃいました!


普通のギターの場合は、使うパーツが入る穴を確保できれば問題ないです!
そして一回り大きくバックパネルの落とし込みをします!


オリジナルでやる場合は、三角定規を組み合わせたりジグを作ったりで掘ります
ビス穴のスペースを忘れると死にますwwww



そして配線系ではジャック穴を開けます!!
今回は舟形ジャックを使うのでそれようの型を使って掘ります!

ネコ目タイプやレスポールタイプはジャックが入る大きい穴を開けるだけです!



配線穴を通して完璧です!!
スプリングハンガーからザグリまでも配線穴を開けます!
弦アースという配線が必要だからです!




そして表に、エレキギターの音を拾うパーツ
ピックアップのザグリを開けます!

DSC_0659.JPG


実物にあう穴を開けます!
スイッチやポットの穴もちょうどいい径の穴を開けます!
各パーツザグリの配線穴を通せばエレキギターに必要な機構はすべてそろいます!

以上がエレキギターとして成り立たせるために必要なザグリ加工です!

そのほかバッテリーボックスなどなど場合によって開けますね

ブリッジ
ピックアップ
コントロールザグリ パネルザグリ
配線穴
ジャック穴

これらは最低限必要なザグリです!



ギターの木工作業は
外周加工
パーツザグリ加工
がほとんどです!

案外大変なんですけどねwww
外周加工も徐々に仕上がってきてますが


次回は
ESPスターカット加工とコンター加工をして木工作業を仕上げます!!
お楽しみに!!



以上
エレキギターに必要なザグリ加工 パーツ穴を解説!
でした!
最後までありがとうございました!!

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